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最近、活字離れがすすみ、本がないという家も増えてきているようです。本を読もうと思っても、何を読めばよいかわからない、読んでも頭に入ってこない、すぐにやめてしまったという人も多く、高校生の半数は月に一冊も本を読まないようです。
しかし、子どもが成長する過程において、本を読むことは重要な意味を持っています。子どもにとって本を読むメリットとは何でしょうか。

○本を読むメリット
(1)相手の心を知る
心理学の理論に「心の理論」というものがあります。心は目に見えるものではありませんが、心の働きを知らないと、人と触れ合うことは困難になります。相手の表情や言葉遣い、仕草などを見て、相手の心の動きを想像することができます。このような力は4歳頃から身につきはじめます。絵本や物語は他者の心情を知る貴重な教材です。
(2)語彙力・表現力がつく
本を読むと、知らない言葉と出会い、教えてもらうことで語彙力を伸ばせます。また、きちんとした文章を読むことで、表現力を伸ばすことができます。
(3)思考力がつく
本を通して、様々な言葉や知識を知り、相手の心を想像する力を身につけることで、新たなことを考え出す思考力を伸ばすことができます。
(4)コミュニケーション力がつく
様々な語彙を知り、表現力・思考力を伸ばし、相手の心を察する力を身につけることは、コミュニケーション力をつけることにつながります。
(5)知的好奇心を伸ばす
様々なことを知ることで、知る喜びを知り、知的好奇心を伸ばすことが期待できます。自ら学ぶ力が伸びます。

現代は人工知能(AI)によって、消える職業があるとも言われている時代です。様々な力を幼少期より伸ばしておくことで、将来の道を広げておくことが求められているように感じます。

いよいよ9月になりました。

今年の夏は、35℃以上の酷暑日が続く、非常に暑い夏でした。まだまだ、30℃以上の日が続いていますので、引き続き体調管理に気をつけながらお過ごしください。

 

さて、小学校受験に向けて、追い込みの時期に入ります。学校説明会や学校行事なども、学校によっては、今年度最後の開催となるところもあります。

 

子どもを通わせたい小学校を見つけるポイントを紹介します。

 

①通学ルート(安全管理)

 自宅から小学校までの通学ルートで、どのような安全管理がなされているのかを確認しておきましょう。電車やバスの混雑状況、乗り換え時の注意点、通学路の状況は、実際にお子さんが利用する交通手段を使って確認しておくと良いでしょう。また、学校の登下校の送迎の有無、警備員の常駐、避難時の連絡方法も確認しておくと安心です。

②生徒の様子

・1年生の様子

学校のカラーを覚えはじめ、慣れてきた1年生の様子は、新しく入ってきた子どもたちが溶け込みやすい環境なのかを知ることができます。

・3年生、4年生の様子

学校生活に慣れ、学校の文化に合わせて生活をしている3年生・4年生の様子は、どのような教育を受けてきたのかを知ることができます。

・6年生の様子

最上級生が下級生とどのような関わりをしているのかを知ることができます。

③保護者の様子

説明会や学校行事に参加される保護者の様子を知ることは、どのような考えや教育方針を持つ方が志望する学校なのかを知ることができます。

④学校の雰囲気

実際に学校に行ってみると、肌で感じる学校の雰囲気があります。掲示物からも学校らしさを知ることができます。大会のトロフィーや実績、子ども達の作品など、学校によって、どこに力を注いでいるのかを知ることができます。

⑤先生の様子

学校説明会では、説明をしてくださる先生だけでなく、説明会をサポートされる先生の様子を見ることができます。どのような先生がいらっしゃる学校であるのかを知ることができます。

 

以上、学校説明会や学校行事を通して、子どもを通わせたい学校を見つけるポイントを紹介しました。ご参考になされてください。

優しい口調で話していた子どもが、ある日から、「バカ」「あっち行け」等と口調が悪くなると、みんなから嫌われないか等と心配される親御さんの悩みをよくうかがいます。そんな子どもへの対応の仕方についてコメントします。

(1)乱暴な口調は成長の証でもある。
乱暴な口調を使うようになった子ども達の多くは、保育園や幼稚園に通いだしてからと感じる方が多くいらっしゃいます。
子ども達は、家庭から出て新しい社会の中で日々新たな言葉や知識を吸収し、社会への対応力を身につけています。
しかし、3歳頃の子どもは、相手の立場を想像する力が弱く、自己中心的な見方をしているため、
善悪の判断が弱く、誰かがしている対応を真似して、自分が使ってみたら、相手が反応してくれたことで、ますますその言葉を使おうとすることがあります。
4歳を過ぎた辺りから、そのような言葉を使うことで、親御さんや先生など、周りの人が悲しんだり、嫌な気持ちにさせることに徐々に気づいていけるようになっていきます。
乱暴な口調は、成長の過程でもあるのです。

(2)乱暴な口調を使うようになる要因
乱暴な口調を使うようになる要因は様々なことが考えられます。
○周りの人やテレビで聞いた口調を真似している。歌を真似して「うっせーうっせー」と言っている小学生を見かけたことはありませんか?ドキンちゃんもバイキンマンに「おバカー」と言っていますね。
○周りの人が反応してくれて、楽しい。
○乱暴な口調を使って、悪者を退治している気分に浸っている。
○他の表現の仕方を知らない。
○場や状況にあわせてやってよいことと悪いことの判断が難しい。

(3)乱暴な口調を使う子どもへの対応
周りの人が子どもの口調の悪さに対して感情的に反応してしまうと、余計に子どもの乱暴な口調を引き出してしまいます。
○きちんとした丁寧な言葉遣いをしている時に、褒めたり喜んでみる。
○言われた側がどんな気持ちになるかを伝える。
○絵本を読みながら、こんな時にどんな気持ちになるかを話して、想像力を膨らませられるように働きかける。
○乱暴な言葉を別の言い回しに変えて伝えてみる。
いかがでしょうか?

即効性のある対応ではないので、イライラさせられることもあると思います。一人で頑張らず、時には、気持ちを落ち着かせたり、パートナーや周りの人から子どもの小さな変化を教えてもらったりしながら、対応してみるとよいでしょう。

令和5年度がスタートしました。
入園式、入学式、進級。緊張、不安もありながら、新しい1年への大きな期待、楽しみを抱いてスタートをきられていると思います。

外を見ると、桜だけでなく、たくさんの花が咲き、地面を見るとアリがせっせと活動をし、空からは鳥の鳴き声が聞こえ、春を感じます。

春は様々な生き物の活動のスタートを肌で思い切り感じられる時期です。

是非、ご家庭で、命の動きを感じられる体験を積ませてあげてほしいと思います。

【小学校受験では?】
小学校受験では、季節に関して、様々な形で出題されます。
・植物や行事に関する知識
・思い出。例えば、植物を育てたこと、収穫したものを家族で調理したこと、お弁当を作ったことなど
・観察力。例えば、野菜を切った時の断面図。色彩。
これらは、図鑑や映像で学べる部分もありますが、体験に勝る学習方法はありません。百聞は一見にしかずです。
小学校受験で聞きたいことは、基礎的な知識も大切ですが、体験を通して得られた人間性です。
知識だけを語られるのと、その人の体験を通して語られるのとでは、聞き手の印象は大きく異なります。
新年度のスタート。是非、春を感じる体験をたくさん積ませてあげましょう。

平成29年度スケジュール表を掲載しました。

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